仮想デスクトップの導入コストは?費用対効果は?│クラウド型仮想デスクトップサービス

仮想デスクトップコラム

  • 仮想デスクトップ(中級編)

  • 2019.05.08

仮想デスクトップの導入コストは?費用対効果は?

仮想デスクトップのメリットは理解したけれど、導入や運用のコストが分からず検討しづらいという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は、仮想デスクトップの導入・運用コストと費用対効果についてご紹介します。

仮想デスクトップの導入コスト、運用コストはどう算出するの?

かつては社員1人ひとりに1台のPCが割り当てられていましたが、その運用の手間と費用がかかりすぎることから開発されたのが「仮想デスクトップ(VDI)」です。
大きなサーバーで仮想的に複数のデスクトップ環境を動かし、従来のように個々のPCの管理をする必要がありません。運用を集約できることから画期的なシステムとして10年ほど前から、広く利用されるようになりました。これを「オンプレ型VDI」と呼びます。
では、既存の環境にかかる費用とオンプレ型VDIにかかる費用の算出方法を確認しましょう。オンプレ型VDIにはさまざまな費用が必要となることがわかります。

既存の環境にかかる費用

  • ・社員の数だけのPC端末
  • ・PCにインストールするソフトウェア
  • ・運用の手間がかかりこれにも大きなコストが必要

オンプレ型VDIにかかる費用

  • ・高性能なサーバー
  • ・大型のストレージ
  • ・VDI用のソフトウェア
  • ・VDI用の端末
  • ・VDIシステム構築費用
  • ・PCにインストールするソフトウェア
  • ・システム運用にかかるコスト
クラウド型VDI(DaaS)はいくら費用がかかるの?

オンプレ型VDIは大きな初期投資がかかりがちですます。自社で構築・運用しようとすると高度な技術力も必要となります。このオンプレ型VDIの初期費用や運用費用を軽減するため、クラウドから利用できるようにしようと考え出されたのが「クラウド型VDI(DaaS)」です。
クラウド型VDIにかかる費用を見てみましょう。
クラウド型VDIは基本的に、初期費用と月々の利用料金だけで使えるようになります。ユーザ当たり数千円程度でほとんどの業務の遂行が可能となります。
それを以下の一覧にまとめましたのでご確認ください。

クラウド型VDI(DaaS)にかかる費用

<検証費用>
  • ・動作検証支援(インストールアプリケーション動作検証など)
<初期費用>
  • ・センター側設備設定費用(閉域回線収容)
  • ・仮想環境構築費(ユーザー登録・初期アプリケーション登録など)
<月額費用>
  • ・基本サービス料
  • ・その他オプションサービスなど
  • ・維持メンテナンス費用(ユーザー情報変更、アプリケーション追加など)

動作検証支援は利用者側の要件次第で変わってきますので、個別見積りとなります。初期費用もシステム構築と比べるとずいぶんとリーズナブルなケースが多いです。
オンプレ型VDIとクラウド型VDIの最大の違いはこのコストにあります。初期費用が1桁以上異なることが多いですりますし、高度な技術力も必要ありません。
月々の利用料金はかかりますが、オンプレ型VDIで必要となる月々の運用担当者稼働もサーバーやストレージの設置スペースも不要となります。VDIの魅力を低コストで受けることのできるのがクラウド型VDIなのです。

クラウド型VDIは業務効率化などのコスト削減もできる

もう少しクラウド型VDIのコストメリットを紹介しましょう。クラウド型VDIを導入することで、営業担当は移動時間に作業が可能となりますのででき、時間を効率的に使うことができます。サテライトオフィスや在宅勤務でのVDI活用などにより、移動時間そのものも減らすことができます。直行直帰を可能とし、残業時間も削減できます。
これを20人がVDIを利用する場合として試算してみると、s-WorkSquareなら移動にかかる時間が約160時間/月削減できます。

移動時間、交通費、残業時間の具体的なコスト削減効果

<既存運用>
  • 片道移動時間
    平均1時間
  • 人数
    20名
  • 交通費
    平均800円
  • 時間単価
    3,000円

<試算例>
稼働コスト: 片道の移動時間×人数×回数(8回)※×時間単価 ※ 週2回×4週=8回

→ 1時間×20名×月8回×3,000円 =480,000円

交通費:片道交通費(月8回×人数分×交通費)

→ 8(回/月)×20(人)×800  =128,000円
合計: 60.8万円 (160時間)

となり、160時間の稼働時間を軽減し、コスト換算すると60.8万円削減となります

今度は個々の社員用のPCを用意していた場合との比較です。
IT担当者が1台のPCのセットアップに2時間かかっていたとします。
これが50台のPCであれば、時間単価3,000円として30万円のコストがかかっていました。
s-WorkSquareであれば、セットアップ時間を大幅に減らし30分まで短縮でき、わずか6,000円7.5万円に抑えることができます。これはコストのみならず、技術力や運用負荷の削減にも貢献します。「ひとり情シス」にとっては大きなメリットとなります。

システム管理者が1台の端末セットアップにかかるコスト

<既存運用>
  • 1台当たりの作業時間
    2時間
  • PC台数
    50台
  • 時間単価
    3,000円

2時間×50台×3,000円= 30万円

<クラウド型VDI運用>

  • 1台当たりの作業時間
    2時間
  • PC台数
    50台
  • 時間単価
    3,000円

※作業はマスタOSだけとなるので
2時間×1台×3,000円= 6,000円

クラウド型VDIなら自宅からもアクセスできるため、本人の私物PCの利用を許容すれば、在宅業務用のPC貸し出しの費用も抑えることができます。
自宅での作業は、今注目されている「働き方改革」も実現し、これも大きな魅力です。育児や介護のための社員の退職を防ぎ、人材の確保が容易となります。通勤ラッシュで社員に不要なストレスを与えることがなくなります。どうしても参加しなければならない会議も在宅や保養先からTV会議を通じて出席でき、長期休養も実現します。
社外でのPC利用ということで、セキュリティに不安を感じる方もいるかと思いますが、これは大きな誤解。高度なセキュリティポリシーを維持し、会社の信頼度やイメージ向上などの効果が期待できます。

まとめ コストが課題と感じたらクラウド型VDI!
仮想デスクトップは個々のPCの運用負荷を軽減するために開発されました。その反面、高性能なサーバーと大容量のストレージが必要になり、膨大な投資となります。これを軽減するのがクラウド型VDIです。現在ではクラウド型VDIが主流になろうとしています。コストが課題と感じたら、クラウド型VDIを検討しましょう。