データで見る!テレワーク実現の課題と仮想デスクトップ│クラウド型仮想デスクトップサービス

仮想デスクトップコラム

  • テレワーク

  • 2019.09.10

データで見る!テレワーク実現の課題と仮想デスクトップ

働き方改革の施行に合わせて注目が集まっているテレワーク。しかし、その実現にはいくつもの課題があり、導入できている企業はまだまだ少ない状況といえます。そこで今回は、テレワーク実現をはばむ要因や、その解決方法のひとつである仮想デスクトップについて解説します。

テレワークの導入検討で懸念される3つの課題

テレワーク導入の課題となっているのは、どのようなことでしょうか?平成30年に総務省が発表した情報通信白書の「テレワーク実施の課題」についての調査結果では、「会社のルールが整備されていない」「テレワークの環境が社会的に整備されていない」「上司が理解しない」「セキュリティ上の問題がある」といった課題をあげる人が多く、テレワークの導入には大きく「制度改革」「意識改革」「ICT改革」の3つが必要な取組みになるといえます。

テレワーク実施の課題(複数回答、テレワーク実施希望者)

出典:総務省|平成30年版 情報通信白書|(2)テレワークによる働きやすい職場の実現

制度改革
テレワークを実現するとなれば、会社は就業規則の変更などを行う必要があります。それに伴い、労務管理システムの更新なども必要になるでしょう。こうしたハードルは、企業規模が大きいほど高くなります。実際に、前項の調査結果においても、「会社のルールが整備されていない」という回答が第一位でした。制度改革を実現するには、全社が一丸となり課題へ取り組む姿勢・ルールづくりが重要だと考えられます。

意識改革
20代の若者がテレワークを望む一方で、年齢層があがる管理職にとってテレワークはネガティブな印象が強いようです。下記のテレワークの利用意向調査の結果でも、全体の62.2%が「利用したくない」との回答を示しています。また、テレワーク実施の課題調査でも、「上司が理解しない」という回答は28%。管理職の立場からすれば、「同じオフィスで部下をマネジメントする方が効率的である」との考えが根強いのかもしれません。

テレワークの利用意向(日本、年代別)

出典:総務省|平成30年版 情報通信白書|(1)広がるテレワーク利用

ICT改革
ICT改革とは、柔軟な働き方を可能とするテレワークの推進や、その前提となるリモートアク セス環境の整備など、ICTの利活用による働き方改革のことです。「仮想デスクトップ」も働き方改革を推進する1ツールです。

仮想デスクトップでICT改革を支援

<仮想デスクトップで情報セキュリティを強化>
テレワークにおける情報セキュリティの強化には、いくつかの課題があります。特に「紛失・置き忘れ」「不正アクセス」「情報持ち出し」は情報漏えいにかかわる大きな要因。この解消には、仮想デスクトップの利用がおすすめです。

仮想デスクトップで扱うデータはすべてサーバー側に保存されており、接続元のクライアントPCにデータは残りません。万が一、接続元のクライアントPCがウイルス感染したとしても、仮想デスクトップ自体には影響ありません。接続元のクライアント端末のウイルスを駆除したり、別のクライアント端末からのアクセスで引き続きセキュアに利用できます。

さらに、クラウド型仮想デスクトップであればサービス提供事業者が基本的なセキュリティ対策を実施するので、仮想デスクトップに対する利用者側でのセキュリティ維持作業も不要です。

<スマートデバイスの活用で社内のコミュニケーションを活性>
社内チャットなどはコミュニケーション活性の重要なツールです。しかし、自席のデスクトップPCからのみの利用となると、利用シーンが限られてしまうでしょう。

スマートデバイスで仮想デスクトップにアクセスすれば、セキュアな環境を保ちながら、いつでもどこでもコミュニケーションが取れるようになります。その結果、業務効率の改善にもつながるでしょう。

まとめ
テレワークを実現するためのポイントとなるのは、「制度・意識・ICTの改革」です。企業のトップの意向も踏まえて議論すべき全社的な課題となるため容易なハードルではありませんが、ICT改革については仮想デスクトップの導入が改革をスムーズに実現する方法のひとつとなるでしょう。