スマートデバイスは、仮想デスクトップで安全に有効活用!│クラウド型仮想デスクトップサービス(DaaS)

仮想デスクトップコラム

  • テレワーク

  • 2019.09.10

スマートデバイスは、仮想デスクトップで安全に有効活用!

スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスは、営業やサービススタッフの業務効率の向上はもちろん、働き方改革のツールとして期待されています。
その一方で、紛失・盗難による情報漏えいや端末の不正利用やマルウェア感染のリスクがあるため、セキュリティリスクに対し十分な対策を講じる必要があります。
これらを解消できるのが仮想デスクトップ(VDI)。その仕組みとメリットを紹介しましょう。

スマートデバイスのセキュリティリスク……?

スマートデバイスはモバイルワークやコミュニケーションの活性化に適しているため、営業やサービススタッフなど外出の多い社員はもちろんのこと、デスクワーカーや経営層でもスマートデバイスを積極的に活用するようになっています。
一方で、スマートデバイスは様々なセキュリティリスクをはらんでいるため十分な対策を検討する必要があります。
特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」の調査によると、ひとつめのセキュリティリスクは「紛失・置き忘れ」。スマートデバイスは携帯性や機動性に優れていることからモバイルでの利用シーンが多く想定されますが、個人情報や会社の機密情報が保存されていることもあるため、デバイスをなくしてしまうと情報漏えいにつながる可能性があります。
二つ目のセキュリティリスクは「マルウェア感染」。昨今では、スマートデバイス向けに、様々なアプリケーションが多数公開されており、それらをインストールして活用できるのもスマートデバイスの魅力のひとつですが、その反面、マルウェアの配布も容易なため、外部からコントロールされるリスクも拡大します。

2018年の個人情報漏えいインシデントの分析結果 漏洩原因(2018年単年データ:件数)

出典:特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会|2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書

仮想デスクトップ(VDI)でスマートデバイスを安全に

これまでスマートデバイスのセキュリティ対策として、MDM(モバイル端末管理)とMAM(モバイルアプリケーション管理)がありました。MDMは、スマートデバイスが紛失・盗難にあっても、強制的にデータを遠隔消去できます。ただし、通信圏外となるような場所ではコントロールできなくなります。MAMは業務に必要なアプリケーションの管理や制限ができますが、情報漏えいやマルウェア感染の不安は残ります。
ここでおすすめなのが「仮想デスクトップ(VDI)」です。スマートデバイスから仮想デスクトップ環境にリモートアクセスする仕組みのため、スマートデバイス上には業務データが残ることもありません。
そのため、デバイスの紛失・盗難時でも、個人情報や会社の機密情報の漏えいリスクを最小限に抑えることができます。
スマートデバイスのセキュリティ対策をご検討の際は、お客様が必要なセキュリティレベルに応じて、VDIやMDM等のツールを適切に選択されることをおすすめします。

仮想デスクトップのさらなるメリット

スマートデバイスに仮想デスクトップを採用することで、セキュリティ対策のみでなく、クライアントのOS管理にもメリットがあります。
従来のクライアントPCに加え、スマートデバイスも導入=マルチデバイス化が進むと、端末管理が煩雑化し情シス部門の業務負担が増加します。頻繁に発生するOSのアップデートも課題のひとつとなります。
VDIの場合、デバイスにかかわらず共通のOSを管理するため運用をシンプルにすることができます。さらに、「リンククローン方式」のVDIであれば、OSイメージをマスターに適用するだけで、すべての「仮想マシン」のOSがアップデートされるため、運用負荷を抑えることができます。
社員個人のスマートデバイスを業務利用できる「BYOD(Bring Your Own Device)」は、端末コストの削減などのメリットがありますが、セキュリティの確保が課題のため、導入に消極的な企業も少なくないのが現実です。前述のように、クライアント環境を一元的管理できる仮想デスクトップであれば「BYOD」もセキュアに実現することができます。

まとめ
利便性の観点からスマートデバイスの活用を検討したいけれども、セキュリティリスクの問題から導入を躊躇されていませんか。スマートデバイスの安全性を高めて利用を促進していく手段のひとつとして仮想デスクトップの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。