技術者が語るs-WorkSquare│クラウド型仮想デスクトップサービス(DaaS)

【特集】技術者が語るs-WorkSquare s-WorkSquareの『s』は
セキュリティの『s』
働き方改革に必須となる
「安心・安全」な
クラウド型仮想デスクトップ環境です。

ドコモグループで仮想デスクトップ(VDI)を導入したのは2015年のこと。この取り組みの成功を受けて、
翌年には35,000台と10,000台の仮想デスクトップ構築に着手。
さらに、働き方改革の潮流を背景に、クラウド型仮想デスクトップ「s-WorkSquare」の外販もスタートしました。
ここでは企画・開発などを担当した弊社3名のエンジニアが、仮想デスクトップ開発の経緯、大規模運用の実績、
「s-WorkSquare」に込められた数々のこだわりについて語ります。

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
コンサルティング部 担当部長 内田 潤一

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
コンサルティング部 担当部長 内田 潤一

  • 仮想デスクトップ
    開発の経緯

  • VDIを選んだ理由は
    「端末を選ばないこと」
    「セキュリティを保証できること」

「社外でも社内と同じように仕事ができる環境を提供したい」。これを目的に、ドコモグループでは、外出の多い部隊に早くからリモートアクセスの仕組みを提供していました。しかし、複数のシステムが混在していたため、これを統合しようという動きがあり、2014年度下期に開発プロジェクトが発足しました。
「複数のシステムがあると運用面が複雑でしたし、コストもかかっていました。これらの課題を解決することが必要となっていました」とドコモ・システムズ クラウド事業部 コンサルティング部 コンサルティング担当 担当部長 内田潤一は振り返ります。
最適なインフラやツールを検討し、開発することとなったのが仮想デスクトップ(VDI)。「端末を選ばないこと、セキュリティを担保できること。これがVDIを選んだ理由です」と同社 クラウド事業部 クラウド開発部 クラウドサービス開発担当 主査 佐々木健司は説明します。
新システムのパイロット版が稼働したのは2015年4月。500台を必要部門に提供し、評価を開始しました。

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
クラウド開発部 主査 佐々木 健司

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
クラウド開発部 主査 佐々木 健司

  • Windows 10
    への対応

  • グループ内で
    35,000台と10,000台の
    仮想デスクトップ構築に着手

このパイロット版の評価が高かったことから2016年、NTTグループ内で35,000台の仮想デスクトップ構築に着手しました。さらに、ドコモグループではダイバーシティやワークバランスの考え方を早くから取り入れ、政府が提唱する働き方改革に率先して取り組んでいることもあり、ドコモグループ内10,000台の導入プロジェクトも発足します。
そして、2017年度下期、10,000台の仮想デスクトップの導入が完了したのです。このプロジェクトの大きな特長は、Windows 10に対応したこと。「当時、すでにWindows 7のサポート終了もアナウンスされ、これから稼働するならWindows 10以外はないと考えていました」と、佐々木は語ります。
安定していたWindows7環境からWindows 10へ移行を進めると、アプリ動作が不安定になるといった問題が発生したといいます。「OSが変わるとどうしてもエラー等が発生しますから、一つ一つ原因を追究してつぶしていかなければなりません。例えば性能のチューニング。それまでは1コア2GBで提供していたのですが、これでは思うような性能が得られませんでした。そこでその倍のスペックにすることで、サクサクとした動作を実現しました。地道な取り組みでWindows10環境での安定稼働を実現していきました」(佐々木)

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
クラウド開発部 渡辺 龍一

ドコモ・システムズ株式会社 クラウド事業部
クラウド開発部 渡辺 龍一

  • 外販のスタート

  • 導入のしやすさと
    運用負担軽減を目的に
    クラウド型(DaaS)を採用

グループ内での横展開も高く評価され、この可能性を広く一般の企業へ提供することが決定されます。「政府主導の働き方改革が背景にあり、テレワークの実験が進められていました。テレワークにVDIは最適です。VDIの実績とナレッジが私たちにはありました」と内田は強調します。
2018年度からプロジェクトチームが発足し、サービス名、要件、サポート体制の検討が進められました。その環境として採用されたのがクラウドでした。「より多くの一般のお客様に使っていただくためには導入しやすいこと、そして運用が負担にならないことが条件となります。このためにはオンプレではなく、クラウド型仮想デスクトップ(DaaS)とすることにしました」(佐々木)。
また、多くのお客様が対象になるため、汎用的に使えるようにしています。「それまでWordやExcelなど一般のオフィス業務を対象としていましたが、製造や研究・開発部門でも使えるよう、広範なアプリケーションに対応できるようにしています。さらに、人事など既存システムとの連携も必要となり、これら個々に検証を重ねました」と、開発を担当した渡辺龍一は語ります。

  • s-WorkSquare
    の特長

  • s-WorkSquareの『s』は
    セキュリティの『s』
    セキュリティ強化を徹底して追求

働き方改革が提唱されるにつれ、クラウド型仮想デスクトップの提供が多く見られるようになっています。それらと比較して、s-WorkSquareの特長はどこにあるのでしょうか。
「セキュリティにあります。s-WorkSquareの『s』はセキュリティの『s』。普通はオプションで提供されるようなセキュリティ機能をs-WorkSquareは標準で備えています」と佐々木が説明するように、s-WorkSquareでは自宅で作業してもセキュリティを保証できる仕組みとなっています。例えばUSBなど他の媒体や自分のハードウェアにも決してデータコピーできません。「本人がそのつもりがなくてもうっかりコピーしてしまうこともありますが、それもできません。もちろん、内部犯行も防ぐことができます。うっかりもこっそりも防止できます。」(内田)
さらに、セキュリティ強化の一環として、割り当て方式は、専用割り当てではなく流動割り当てにしています。「この方式では、プールしている仮想デスクトップのどれかにログインし、その度にリフレッシュされます。さらに、s-WorkSquareはログイン後にアプリケーションが感染しても自動的にはじく仕組みにしています」(佐々木)。
また、流動割り当て方式に加えて、リンククローン方式を採用しており、ストレージを共用できることから消費量を大幅に抑えることができます。反面レスポンスが悪くなることもあるのですが、これを防止する機能を加えて、ローカルディスクのように使えるようにしています。
「流動割り当て方式とリンククローン方式を組み合わせているのも特長でしょう。ストレージやサーバリソースを有効活用できます。例えば仮想ディスク50人分買っても100人で利用することが可能になり、単価が半分以下になり、評価いただいています。ぜひ相談いただきたいですね」(内田)。

  • 48,000台運用の
    実績・ノウハウ

  • 48,000台もの運用実績で
    培ってきた安定稼働のノウハウ

そして、プロジェクトが成熟するにつれて、s-WorkSquareに加えていった工夫は多くあります。「例えば、利用者に与えられている仮想デスクトップのディスク容量を自分で確認できます。仮想化ソフトウェアには用意されていないため、私たちが用意しました」(佐々木)。
お客様が必要なタイミングで独自にマスターOSにアプリケーションをインストールすることができるようにしています。これも独自の機能です。
現在、s-WorkSquareの運用実績は、48,000台以上となっています。「ですから、多種多様な環境での安定稼働のノウハウや、バグ・エラーの解決ノウハウも蓄積されています。また、メイン端末で使っていたり、はじめての仮想デスクトップというお客様も多いことから、ちょっとしたことでも気になって問い合わせが入ってきます。こうした対応を重ねることで、ヘルプセンターのノウハウも蓄積されていきます」(内田)。
このように、大規模導入の実績があるからといって、大規模導入のみを対象としているわけではありません。「小規模から導入できるメリットもあります。小規模で導入してステップを追って拡大できるのもs-WorkSquareの特長です。実際、私が個々の導入の対応をしています」(渡辺)。

  • メッセージ

  • 充実したサポートで
    安心してご活用いただける
    働き方改革推進のために、
    ぜひご利用ください!

最後に働き方改革やVDIの導入を検討しているお客様へのメッセージを聞きました。
「48,000台の実績がs-WorkSquareには蓄積されています。安定性でも性能でも卓越していると思います。会社のPCと同じように仕事ができると評価されています」と渡辺は語ります。
「働き方改革には仮想デスクトップは必須の環境です。例えば、女性が自宅で仕事ができることがテレワークのメリットといわれていますが、その自宅勤務のために会社から貸与された重いパソコンを持って帰るのは大変です。これをs-WorkSquareは解消できます」と佐々木は推奨します。
「仮想デスクトップをまだ導入したことがないというお客様も多いでしょう。私たちがこれまで48,000台の運用で培ってきた技術的ノウハウに加えて、ドコモグループならではの親切・丁寧なサポート対応もありますから、安心して導入・運用いただけます。今後さらに本格化していく働き方改革推進のために、ぜひご活用いただきたいと思います」と内田が語ります。
3人の技術者が語るように安定性、信頼性、セキュリティ、サポート力など様々なメリットを有する「s-WorkSquare」。今後もさらなる進化へ向けた取り組みを推進していきますので、どうぞご期待ください。

※掲載されている情報は、取材時点(2018年12月)のものです。